かまくらじんじゃ
愛媛県伊予市上吾川1492
称名寺に上がる手前、溜池を左に折れたところに、地元では「鎌倉さん」と親しまれている小さな神社がある。この神社には、源氏六男の源範頼が兄頼朝から謀反の疑いをかけられ伊豆に流された際、伊予の河野氏を頼っ..
称名寺に上がる手前、溜池を左に折れたところに、地元では「鎌倉さん」と親しまれている小さな神社がある。この神社には、源氏六男の源範頼が兄頼朝から謀反の疑いをかけられ伊豆に流された際、伊予の河野氏を頼って当地に逃れたという伝説があり、社殿の裏手には1m50㎝程の棹石に「蒲冠者範頼公墓」と刻まれた墓石がある。範頼は遠江(現在の静岡県)蒲御厨(かばのみくりや)で生まれたため蒲冠者(かばのかじゃ)と呼ばれていた。江戸時代に鎌倉神社として源範頼を祀るようになり、溜池のほとりには臣下の墓といわれている10数基の小さな五輪の墓もある。
鎌倉神社は、愛媛県伊予市上吾川にある源範頼を祀る神社である。源頼朝の弟である源範頼がこの地に逃れたという伝説があり、社殿の裏手には源範頼公の墓石がある。
源範頼
鎌倉さん
JR伊予市駅から徒歩で25分
無し