いしかじんじゃ
三重県いなべ市大安町石榑北 471
『文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳』に、「鎮守 牛頭天王、熊野権現、神明宮、春日大明神、天満宮、山神四社」とある。『員弁雑誌』に、「石榑北村 牛頭天王社 字天王山に在、一村の産土神。熊野権現..
『文政一〇年(一八二七)の桑名領郷村案内帳』に、「鎮守 牛頭天王、熊野権現、神明宮、春日大明神、天満宮、山神四社」とある。『員弁雑誌』に、「石榑北村 牛頭天王社 字天王山に在、一村の産土神。熊野権現、神明宮 二社相殿、字権現山に在。七夕の社 字七夕谷に在、彦神姫神の二小祠、谷の西方に在、此社北山に在り、北村の内に 載せたるは誤り也、北山の人家を離る事四五町、西南字金剛と云所に在、西より東に流るる川之を古は七夕川と称したる由、現今は権現川と云、村の東北隅に至りて源太川に入る、川を隔てて南に稲荷社北に山神社在、此両社共境内壱畝歩宛在、他の山林と地続きなれども社地なること瞭然たり、地図にも記載ある由。 石榑北山 産土社 字宮林に在、祭神神明宮、春日大明神相殿、社頭南向。天満宮 村の西に在。」とある。 『員弁郡郷土資料』に、「村社石加神社大字石榑北字北城にある村社にして、天照大御神、伊邪那岐命、須佐之男命、天兒屋根命、大山津見命、火産霊神、菅原道具公を祭神とす。神社創立の年月は詳ならず。当神社は牛頭天王と称へ祭神伊邪那岐命を祀りしが、明治二年(一八六九)九月字権現に鎮座しありし熊野社及び神明社の二社を合せ祀り、社名を神明社と単称す。(中略)次に明治四二年石榑北村と北山鎮座の社を合祀して石加神社と改称した。」とある。
《主》伊邪那岐命 《合》須佐之男命,天照大御神,天児屋根命,彦神,姫神,菅原道真,大山祇神,火産霊神,
村社