たかくらじんじゃ
岡山県津山市下高倉西762
本社は、明治40年5月20日に合祀されるまで 杉森神社と号して、美作112社の1つ高倉郷の大宮である。 里の人々からは勿論であるが、鶴山城ができてからは城の鬼門に当たることから、嘉吉元年(1441)..
本社は、明治40年5月20日に合祀されるまで 杉森神社と号して、美作112社の1つ高倉郷の大宮である。 里の人々からは勿論であるが、鶴山城ができてからは城の鬼門に当たることから、嘉吉元年(1441)守護山名教清・守護代山名判官忠政に始まり、森忠政以後累代祭粢を奉献され、松平宣富には随神門を造営されるなど城主からも厚く崇敬された。 また本殿の脇には、元禄11年(1698)松平藩を震撼させた元禄一揆で処刑された高倉の大庄屋堀内三郎右衛門の妻の傳が、残った二子の無事成長を祈願した一対の石灯籠が立っている。 現在高倉神社の本殿に合祀されているのは、嘉祥2年(849)創建の上高倉神社、岡隅神社と孝霊天皇の御代に紀州熊野神社より勧請した寄松神社、寛徳2年(1045)創建の二宮神社である。 明治7年平屋造桁行八間梁四間の大神楽殿が境内の西南に造られ老若男女が演劇などをして楽しみ、明治29年から34年までは小学校としても活用された。 大正元年幣拝殿を改築したが、老朽甚だしく、平成9年幣拝殿・社務所・神輿庫・参集殿の改築と神楽殿取り壊し・参道整備・水道設置など、高倉の里人の心意気と信仰の深さを示す平成の大改修がなされる。 高倉神社の夏祭り・秋祭りでは、相撲・巫女舞・獅子練り・出店など、地区を挙げて賑やかに祭典が行われ、歳旦祭も、巫女舞などで正月らしく華やかに一年の始まりを祝っている。
伊弉諾尊 伊弉冉尊 月讀神 月弓尊 素盞嗚尊 大己貴命 稻田姫命
1月1日 旧暦6月15日に近い日曜日 10月20日
無料
あり