とりでじんじゃ
三重県四日市市富田2-16-4
正応元年と安永9年の大火により古文書を消失したため、当社の創祀の年代は詳らかでないが、延喜式神名帳に記されていることから、延喜5年(905)頃には既に存在していたと言える。延喜式内社で、朝明地方にお..
正応元年と安永9年の大火により古文書を消失したため、当社の創祀の年代は詳らかでないが、延喜式神名帳に記されていることから、延喜5年(905)頃には既に存在していたと言える。延喜式内社で、朝明地方における中心の神社として崇敬を受けていた。また徳川時代には富田6郷の総氏神として信仰を集めており、明治22年からは富田の氏神として、武運、豊漁、豊作、繁栄をもたらしてきた。 明治39年、神饌幣帛料供進社に指定。明治40年及び41年には近郷の神社を合祀し、昭和17年に県社に列せられた。 本社の造営に当たっては、天正13年以来伊勢の式年遷宮毎に建造物を拝領して行われる古例があり、現在の本殿、拝門、瑞垣、鳥居、社務所などは、いずれも伊勢の神宮の古材により営繕されている。
日本武尊(やまとたけるのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと)
式内社(小)
歳旦祭(1/1)、稲荷社祭(3月吉日)、龍神社祭(5月吉日)、蛭子祭(7/20)、鎮火祭(8/14)、例祭(8/15)、かに祭(9/23)、大祓(12/30)、月次祭(毎月1日)
鯨船行事 (ユネスコ無形文化遺産) 奉納御座船模型 2隻 (四日市市指定有形民族文化財 )
近鉄富田駅より徒歩8分
有り