あきじんじゃ
奈良県宇陀市大宇陀迫間252
第10代崇神天皇の時代、皇女・豊鍬入姫命が御杖代として天照大神の鎮座地を探す巡行が始まり、垂仁天皇皇女・倭姫命が引き継ぎ、今の伊勢の地で奉祀されます。 巡行でお立ち寄りになった地を「元伊勢」と呼び..
第10代崇神天皇の時代、皇女・豊鍬入姫命が御杖代として天照大神の鎮座地を探す巡行が始まり、垂仁天皇皇女・倭姫命が引き継ぎ、今の伊勢の地で奉祀されます。 巡行でお立ち寄りになった地を「元伊勢」と呼びますが、 倭姫命が4年にわたり宇陀へ天照大神をお祀りされたと伝わるのが「宇太乃阿貴(阿騎)宮」又は「宇多秋宮」で、これが起源とされます。 明治以前は、天照大神の本地仏である大日如来を安置した大日堂が境内にありましたが、「神社調査書」によると、明治初年の神仏分離の時、大日堂はすぐ北にある天香久山天益寺に移されたといいます。 境内には能舞台があり、寛文年間から大正時代にかけて能楽興業が行われていました。現在は当時を偲び、毎年6月中旬に「あきの螢能」が開催され、能の最中に明かりをおとし、螢が闇に放たれる瞬間は見る者を魅了します。
天照大神・秋田比売神・邇邇杵神・八意思兼神・天之手力男命
式内社(小)
神明造
10月17日
無料