ことひらじんじゃ
山形県最上郡大蔵村合海100ー1
最上川流域に位置し清水に接続して村を形成する合海の集落は戦国時代に清水氏の河岸拡大整備の一環として慶長年間本合海村(現新庄市)の人々を移住させ、清水川岸、合海河岸を作り仕事に従事させる目的 で成立し..
最上川流域に位置し清水に接続して村を形成する合海の集落は戦国時代に清水氏の河岸拡大整備の一環として慶長年間本合海村(現新庄市)の人々を移住させ、清水川岸、合海河岸を作り仕事に従事させる目的 で成立した部落である。清水氏時代に最上川 舟運が山形庄内・大阪への交通機関として 栄え、商人五郎兵衛が活躍した盛時に彼の船 航海中、不慮の海難に遭い危機に陥いたる 時、日常信仰する琴平宮が出現し進路を授け 難を免れたことにより讃州琴平宮の分神 を賜り当地に祠祭し航海安全の守護神として 鎮座されたものである。創建は詳かでないが、 寛永元年六月二十日とも伝える。明治六年九 月十三日村社に列せられる。
大物主命
十四級社 旧村社
八月二十日