がっさんじんじゃ
青森県八戸市松館字籠田38
籠田山は遠くから見ると鶴が翼を広げたような地形なので鶴輪山とも呼び、月山神社を九星寺と称しました。 向鶴の根城南部家九曜紋の由来が伝えられています。 時は南部時代までさかのぼり、応永18年(14..
籠田山は遠くから見ると鶴が翼を広げたような地形なので鶴輪山とも呼び、月山神社を九星寺と称しました。 向鶴の根城南部家九曜紋の由来が伝えられています。 時は南部時代までさかのぼり、応永18年(1411年)10代光経公が秋田征伐の際、陣中で出羽月山に戦勝祈願したところ、その夜2羽の鶴が舞い天空より九曜の星が落ちてきた夢を見ました。 これは吉兆の知らせだということで翌日の戦いでは大勝利を得たのでした。 11代長安公は永享8年(1436年)神恩報謝として当地に月山神社の建立を勧請し、毎年旧暦9月29日には必ず藩主が参詣しました。 明和5年(1768年)八戸藩主5代信興公が絵馬を奉納したこと等から「殿様の神社」とも呼ばれました。 歴史の深い堂舎それが、籠田山月山神社です。
月夜見命
永享8年(1436年)
御城下三十三観音 十三番札所