そめいさいふくじ
東京都豊島区駒込6-11-4
本寺は、藤林山西福寺と号し、真言宗豊山派に属し、本山は奈良の長谷寺です。慶長元年(1596年)豊臣秀吉の時代に開創されました。江戸時代は藤堂高虎家の祈願寺であり、染井よしの桜の発祥の寺として由緒ある..
本寺は、藤林山西福寺と号し、真言宗豊山派に属し、本山は奈良の長谷寺です。慶長元年(1596年)豊臣秀吉の時代に開創されました。江戸時代は藤堂高虎家の祈願寺であり、染井よしの桜の発祥の寺として由緒ある名刹です。
ご本尊様は、奈良時代の徳一大師作の阿弥陀如来であり、本堂の宮殿に安置されています。また、本堂に安置されております閻魔大王も徳一大師作であります。
教義は、弘法大師・空海の教え「即身成仏」「鎮護国家」です。
本寺は、明暦・天明・嘉永年間に3度、火災により焼失し、現在の本堂は昭和55年(1980年)に落成しました。初代住職は不明ですが、2代目住職久念(1659年萬治2年没)以降の先師は尊霊碑に記されています。現住職は27代目です。3代目住職祐心は染井稲荷神社に本寺物十一面観音を奉納し大正12年(1923年)に西福寺から神社が分かれ現在に至っています。
図会(巻三)によると、「染井村に藤林山西福寺あり(〜中略〜)本堂の左に往古より鎮座して染井一村の鎮守あり 染井神社という。この所に染井と名付けた泉が在り、村を染井と云うもこの泉による」とあります。
慶長元年(1596)創建。江戸時代は藤堂高虎家の祈願寺、染井よしの桜の発祥の寺である。
藤林山
真言宗
豊山派
慶長元年(1596)創建
阿弥陀如来
藤林山 西福寺
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無料
約30分