はたちばらつつみじんじゃ
島根県安来市広瀬町菅原2017
松江城築城の名君として功績の高い堀尾吉晴の次女「小那姫」は、におうばかりの美しい姫であったが妙齢のころから「こしけ」の病になやんだ、色々手をつくしたが一向に効目はなくついに20才になった。ある夜「生..
松江城築城の名君として功績の高い堀尾吉晴の次女「小那姫」は、におうばかりの美しい姫であったが妙齢のころから「こしけ」の病になやんだ、色々手をつくしたが一向に効目はなくついに20才になった。ある夜「生あらば芽を出せ、さらばこれに祈る者全て婦人病の苦しみから免がれるべし」と、言いおき椿の木をさかさに挿し近くの堤に入水して果てたのである。堤のそばに姫が挿した椿は、不思議にも成長し、後にこの姫を祭神として神社が建てられた。
小那姫命
春祭 4月20日 例大祭 8月19日~20日 秋祭 11月20日
あり
なし