とこいしじんじゃ
愛知県常滑市奥条7-23
当神社は元の高宮権現と称し和州金峯山蔵王権現の勧請なり。御神体は第29代安閑天皇であったが、明治維新に際し神仏混淆を禁ぜられた結果、造化の三神高皇産霊神に改められた。此の神は天地初発の時高天原に居ら..
当神社は元の高宮権現と称し和州金峯山蔵王権現の勧請なり。御神体は第29代安閑天皇であったが、明治維新に際し神仏混淆を禁ぜられた結果、造化の三神高皇産霊神に改められた。此の神は天地初発の時高天原に居られた神で天照大神を助け八百萬神を指揮せられ、現世に姿を現さず 幽冥に居られた神である。 常石神社の名称は尾張本国帳に「正二位常石神社」其の脇書に「常滑村高宮」と記されて居る物が最も古いとされ、また尾張名所図絵では「本国帳に従三位常石天神とある是也」とある。此の書は元寇当時に出来たものである事から、当神社がそれ以前に既に正二位の待遇であった事が明らかである。 当社の旧記に依れば古来より常滑の地に祀られ、瀬木の千代の峯に総社として崇められて居たが、後土御門天皇の御代明応3年(1494)3月現在の奥条7丁目の地に分離御遷座され、高宮と呼ばれた。合祀の二神は大山積命(山神社)と菊理姫命(白山社)である。両社は徳磯52番地に鎮座されしを、明治44年10月本社に合祀された。
高皇産霊神 大山積命 菊理姫命
旧指定村社 10等級
本殿 流造0.93坪 幣殿 8.00坪 拝殿 12.00坪
4月第2日曜日
山車六代引き廻し(特殊神事)