きゅうまんはっせんじんじゃ
埼玉県日高市大字高麗本郷
風土記稿』に「梅原村の里正三郎兵衛が持なり、此正三郎兵衛はもと当村の民なりしが、高麗町を移せし時彼村に移住すと云」とあり、更に、『明細帳』に「創立詳ナラズ正中二年建立ノ棟札アリシ由口碑二伝フト雖モ棟..
風土記稿』に「梅原村の里正三郎兵衛が持なり、此正三郎兵衛はもと当村の民なりしが、高麗町を移せし時彼村に移住すと云」とあり、更に、『明細帳』に「創立詳ナラズ正中二年建立ノ棟札アリシ由口碑二伝フト雖モ棟札今存セズ。貞亨二乙丑年堀口西源同息三郎兵二氏子一同シテ再建後宝永六巳丑年二月廿六日水災アリ同七寅年三月氏子中ニテ再建」とある。察するに三郎兵衛と関係の深い神社と思われるが、同人については不明である。 また、宝永六年の水災については、鎮座地が山麓の高地であることから古くは高麗川辺に鎮座していたものと考えられる。 (中略) 社名九万八千は珍しい名前であるが、一説に九万(高麗)と八千(新羅)に由来するものという。 この高麗地域は上古渡来人の住居した場所であることから興味深い説ではある。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁」より
八千矛命(やちほこのみこと)
旧村社
西武池袋線、西武秩父線 高麗駅 から徒歩9分(737m)