さきじんじゃ
福井県三方郡美浜町久々子6-4
当社は平安時代の初期(約千余年前)の延喜式神名帳に載せられた古社である。天慶年間に今の三方町家傍から久々子の祖先住民の移動と共に、此の字、的場に鎮座し、以来元亀年間の兵火によって焼失、のち再建された..
当社は平安時代の初期(約千余年前)の延喜式神名帳に載せられた古社である。天慶年間に今の三方町家傍から久々子の祖先住民の移動と共に、此の字、的場に鎮座し、以来元亀年間の兵火によって焼失、のち再建されたと伝えられている。更に明治四十一年末社八社の合祀の機に社殿の新築造営に着手、大正元年十二月本殿を、翌二年十二月に拝殿が落成した。よって大正三年十一月村社に列せられ、翌四年一月神饌幣帛料供進神社に指定された由緒ある社である。社名の由来は古の鎮座地の地名による。
(現地銘板による)
素盞嗚尊 佐支大神
式内社(小)