あまつけじんじゃ
宮崎県児湯郡川南町大字川南11393
甘漬はご東遷の際御駐輦された所として顕彰されている。 甘漬神社はその時、みずから大神を奉斎し群臣将兵と共に武運長久と国土の平定をご祈請されたのが創祀の始めといい伝える。 ここにご滞留中、さる高貴..
甘漬はご東遷の際御駐輦された所として顕彰されている。 甘漬神社はその時、みずから大神を奉斎し群臣将兵と共に武運長久と国土の平定をご祈請されたのが創祀の始めといい伝える。 ここにご滞留中、さる高貴な御方が死去され、その方を葬った古墳が神社境内の中央神木老樹うっ蒼たる内にある。当社の例祭毎に第一にこの古墳に御幣を奉上し、その後本社の祭典を執り行うことを古例としてきた。 棟札によれば、甘漬三所権現として、天文六年(1537)に再興されており、その後も、慶長二年(1597)卯月、寛永七年(1630)十二月再興の記録がある。「県史蹟調査報告」によると歴代秋月氏の篤く崇敬した社で、慶長二年丁酉卯月には、秋月三左衛門種近公より神領七石五斗、営繕その他一切の寄進があった。その後も、社参、代参等度々あり、社殿の改築修理もなされた。 明治四年十一月村社となり、明治四十年七月、地元の愛宕神社を合祀した。
甘漬神社は神武天皇が東征の際にこの地で滞在された後自ら武運長久と国土の平定を祈られたといわれています。
大己貴命(おおなむちのみこと)
村社
不詳
流造 2坪
神武さん参り
JR川南駅より車で約15分 高鍋ICより川南方面へ約14km
無料
有り