しらきばるじろくじんじゃ
福岡県大野城市白木原1丁目9−17
神社創建の時期は,詳らかではない。 日本創生神話の中に伊邪那岐命と伊邪那美命が大八嶋國を創り諸々の神々をお生みになったと記されている。 祭神埴安命は,伊邪那美命が火の神迦具土神をお生みになったた..
神社創建の時期は,詳らかではない。 日本創生神話の中に伊邪那岐命と伊邪那美命が大八嶋國を創り諸々の神々をお生みになったと記されている。 祭神埴安命は,伊邪那美命が火の神迦具土神をお生みになったため,その火に炙かれておなくなりになろうとする時に,生まれられた神と伝えられる。 古事記には,波邇夜須毘古神・波邇夜須毘売神とあり,日本書紀には,土神埴山姫と記され土地の神といわれる。埴は和名類聚抄に「土薫而細密火埴,和名浪爾」とある。 この神を祀る地禄神社の地禄とは,大地から与えられる幸であり,土地を富ませる意味があることから,農耕社会の生産を司る神として崇められてきた。【境内ご由緒書きより】
埴安命