ぐぜいじ
岐阜県山県市椎倉289
椎倉(しぐら)にある臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊の聖観音菩薩は美濃西国三十三観音霊場20番札所で、美濃四国71番札所でもある。 もと方県郡安食村椎倉堂にあった聖徳太子作と伝わる聖観音菩薩を土岐成頼..
椎倉(しぐら)にある臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊の聖観音菩薩は美濃西国三十三観音霊場20番札所で、美濃四国71番札所でもある。 もと方県郡安食村椎倉堂にあった聖徳太子作と伝わる聖観音菩薩を土岐成頼が文安2年(1445年)に現在地に移して天台宗寺院として開かれた。天文年間に斎藤道三により焼かれたものの本尊の聖観音菩薩は無事に逃れ、観音像を祀るための草庵が結ばれた。江戸時代に入り寛文2年(1649年)に月庭和尚により再興され、臨済宗妙心寺派の寺院となり現在に至る。 境内には弁天堂、十王堂、薬師堂などがある。
椎倉山
臨済宗
臨済宗妙心寺派
文安2年(1445年)
聖観世音菩薩
土岐成頼
椎倉山弘誓寺(ぐぜいじ、国道沿い看板に表記あり)
美濃西国三十三観音霊場 第20番 美濃四国霊場 第71番