しょうおういん
静岡県藤枝市岡部町内谷264-2
明治年間、岡部には日蓮寺院がなく、宝暦11年(1761)と刻まれた庚申塚と庚申堂があり、ここで妙法勇進結社が法華の法灯をともしていました。当時は、岡部の庚申堂として近在の信仰を集めており、駿遠六庚申..
明治年間、岡部には日蓮寺院がなく、宝暦11年(1761)と刻まれた庚申塚と庚申堂があり、ここで妙法勇進結社が法華の法灯をともしていました。当時は、岡部の庚申堂として近在の信仰を集めており、駿遠六庚申の1つに数えられていました。 大正年間、開基政薩院日勇上人が一念発起して曹洞宗から日蓮宗に宗旨を変え、在家の身でありながら法華の見珠道場を開設し、信者を集めて21日間の修行を行っていました。 大正13年、身延81世日布上人について出家得度し、私財を投げ打って堂宇を建立し、妙法勇進結社を合併しました。 昭和15年、開山正應院日龍上人が、伊豆韮山の本山本立寺の塔頭で永正3年(1506)に江川英盛が建立した正應院を、岡部に移転し山号を見珠山として寺号正應院をそのまま継承しました。
見珠山
日蓮宗
欅板大曼荼羅
JR静岡駅より藤枝駅行きバスに乗り約30分、小坂バス停下車してすぐ
無料
あり