そうえんじ
新潟県新発田市中央町2丁目2−5
天文十一年(1542)、福勝寺五世鳳質伊察を開山として千手観世音菩薩を本尊に宝珠庵を設立。二世領山玄察は釈迦牟尼仏を本尊とし庵を昇格して宝珠山相円寺と号する。千手観世音菩薩は別のお堂に奉祀し、その後..
天文十一年(1542)、福勝寺五世鳳質伊察を開山として千手観世音菩薩を本尊に宝珠庵を設立。二世領山玄察は釈迦牟尼仏を本尊とし庵を昇格して宝珠山相円寺と号する。千手観世音菩薩は別のお堂に奉祀し、その後蒲原第二十五番の札所となる。 安政四年(1857)、当山より出火、両隣の福勝寺、託明寺三カ寺を焼失。明治六年(1873)九月、大手町五丁目にあった真言宗宝積院(溝ロ公の祈祷寺で廃藩置県により聖篭町諏訪山観音寺へ合寺)の伽藍を買い取り移築したのが従前の本堂である。
宝珠山
曹洞宗
蒲原三十三観音 第25番札所