はちまんじんじゃ
宮城県大崎市岩出山字下金沢370
源義家の勧請と伝えられ岩出山八幡宮と称した。天正18年(1590)大崎一揆の時大崎義隆の一族一栗村領主、氏家兵部と接戦、政宗非常に苦戦し八幡神社に祈誓したところ、神霊政宗の夢の中に顕れ、奇異の御託宣..
源義家の勧請と伝えられ岩出山八幡宮と称した。天正18年(1590)大崎一揆の時大崎義隆の一族一栗村領主、氏家兵部と接戦、政宗非常に苦戦し八幡神社に祈誓したところ、神霊政宗の夢の中に顕れ、奇異の御託宣あり栄功を得たと云われている。一揆平定後、社殿造営し、社領三貫文を寄進した。政宗慶長7年仙台城に移るに当たり、八男三河守宗泰をこの城に留めたので、祭事興行の事は明治の初めまで岩出山城主に依って行われた。明治5年水沢県開創の際、村社に列した。依って氏子等神殿を修繕、同9年4月の大火の際、長床及境内の樹木等ことごとく焼亡したが、神殿のみは依然残った。同12年6月郷社に列せられ、大正5年1月供進社に指定された。これより先、大学町の愛宕神社、竹駒神社下金沢の神明社を合祀している。
応神天皇
JR陸羽東線 岩出山駅から徒歩20分
有り(裏参道側)