せんゆうじ
香川県善通寺市仙遊町1-10-1
弘法大師が真魚と呼ばれていた幼少の頃、泥土で仏を作って拝んでいると村吏の案内で勅使が馬に乗ってやって来た。村吏が真魚を立ち退かそうとするのを勅使は制止して馬から飛び降り、真魚少年に向かい合掌礼拝しま..
弘法大師が真魚と呼ばれていた幼少の頃、泥土で仏を作って拝んでいると村吏の案内で勅使が馬に乗ってやって来た。村吏が真魚を立ち退かそうとするのを勅使は制止して馬から飛び降り、真魚少年に向かい合掌礼拝しました。勅使は「あの子は神童に違いない。天蓋を掲げた四天王に守護されていたので合掌礼拝したのだ。」と言い、以降真魚少年は神童として称えられたと言う。その故地に建てられたのがこの仙遊寺で石の稚児大師像と大地蔵が祀られている。 境内にある仙遊廟は明治期に陸軍師団練兵場造営の為移転されていたが、初代師団長の乃木希典の夢枕に立った弘法大師の懇願により元の場所に戻されたと言う。
真言宗
善通寺派
善通寺塔頭寺院
延命地蔵菩薩
境内自由
有り