かんりゅうじ
長野県千曲市森大峯2650
平安時代、征夷大将軍・坂上田村麻呂の東征に際し、妻・高子が戦勝祈願のために勧進したと伝えられる。また田村麻呂が苦戦から救ってくれた観音の化身に感謝して、この地に開基したとの別説もある。江戸時代に再建..
平安時代、征夷大将軍・坂上田村麻呂の東征に際し、妻・高子が戦勝祈願のために勧進したと伝えられる。また田村麻呂が苦戦から救ってくれた観音の化身に感謝して、この地に開基したとの別説もある。江戸時代に再建されたが、戦後、荒廃。尼僧さんが住んでいた時期もあるが、昭和五十年代より無住となり、地元の信徒が大切に守り続けている。あんずの里として知られる森の農道をたどった先の高台に位置し、地元では「森のお観音さん」という愛称で親しまれている。
洗淵山
真言宗
智山派
千手観世音菩薩
信濃三十三観音霊場 六番
有り