明治34年北海道帝国大学の前進札幌農学校は、此の地に農場を開設し未開の地開墾の計を樹つるに当り先ず神璽を奉斎して移民に敬神愛郷の念を涵養せしめ、以て拓殖の実績を挙げんとし、農場内に地を卜《ぼく》して社殿を営み天照皇大神の御分霊を勧請して農場の守護と為す。之れ本村産土神の創祀にして、住民は、朝夕皇大神の宏大無辺なる御神徳を敬慕し、神恩報謝の誠を以て日々の稼動に努めたるにより困難なりし拓殖の業も着々として其の効を奏し遂に今日の美田沃土を成すに至りたるものにして本村拓殖上最も深き縁故を有する御社である。(北海道神社庁ホームページより)