とうりんじ
神奈川県横須賀市東浦賀2-10-13
創建は大永3年(1523年)であり、本尊は阿弥陀如来である。三浦三十八地蔵尊霊場35番札所でもある。 安政3年(1856年)に火事で消失し、明治12年(1879年)に再建したが、大正12年(19..
創建は大永3年(1523年)であり、本尊は阿弥陀如来である。三浦三十八地蔵尊霊場35番札所でもある。 安政3年(1856年)に火事で消失し、明治12年(1879年)に再建したが、大正12年(1923年)の関東大震災で全壊した。 横須賀市の文化財に指定されている「阿弥陀二十五菩薩来迎図」は鎌倉時代後期の作、「銅造阿弥陀如来及び両脇持菩薩三尊立像」は「善光寺式阿弥陀仏」といわれ、長野の善光寺の本尊を模して造られたものである。 寺内には、ペリー来航の際に浦賀奉行所与力として米国使者の応対を勤め、幕臣として函館千代ヶ岱台場で戦死した中島三郎助の墓がある。 東林寺入口にある三浦稲荷社の鳥居の下には、浦賀で遊郭を営んだ後に仏門に帰依したという江戸屋半五郎が建てた「南無阿弥陀佛」の念仏塔が建っている。また、西叶神社にも手水鉢を寄進している。 本堂は銅瓦葺きで、関東大震災で倒壊したことから、屋根を軽くしたのであろう。それでも唐獅子の飾り瓦が上がっている。
浦賀山
立像院
浄土宗
大永3年 (1523年)
阿弥陀如来
唱阿上人
三浦三十八地蔵尊霊場 第35番札所
浦賀の渡し 東渡船場から徒歩3分 京急バス (浦02、浦03、須25、堀25、須26、堀26) 新町バス停から徒歩6分 京急本線 浦賀駅から徒歩約15分