しんじんじゃ
滋賀県彦根市岡町156
滋賀県教育課編の「神社由緒記」によると当社の由緒は元来不詳であると記し、次に「土民口碑に依れば、後桃園帝の御宇寿永二年の頃シンク山と云う地に鎮座ありしを、其後数年の星霜を経て花園帝の永享年間に至り、..
滋賀県教育課編の「神社由緒記」によると当社の由緒は元来不詳であると記し、次に「土民口碑に依れば、後桃園帝の御宇寿永二年の頃シンク山と云う地に鎮座ありしを、其後数年の星霜を経て花園帝の永享年間に至り、社殿の改築を企つる者あり、種々計画を為せし処境内の甚だ狭隘なるが故に欲することを得ず、止むなく転社して現今の地に移し奉ると云う」と記されている。維新前は、新宮大権現、新宮神社とよばれていたが明治初年に新神社となった。現本殿は寛政八年に再建されたものである。明治の初年に村社に列し明治十五年九月十五日に郷社に加列、明治四十一年四月二十九日に神饌幣帛料供進指定となる。(滋賀県神社庁HP)