なりたさんしんきゅうじ
北海道旭川市5条通4丁目右2号
眞久寺は明治25年、当山初代住職である久志卓動によって開基された。 卓動はそれまで福井市持宝院第72世住職であったが、京都市総本山智積院より北海道常在布教しに任命され、本尊不動明王を背負い北海道上..
眞久寺は明治25年、当山初代住職である久志卓動によって開基された。 卓動はそれまで福井市持宝院第72世住職であったが、京都市総本山智積院より北海道常在布教しに任命され、本尊不動明王を背負い北海道上川郡旭川村(当時)へ渡った。 卓動は「人心の安定」のためには寺院が必用だと強く訴え、北海道庁の協力を得て5区画分の寺院用地を交付され5条通4丁目を眞久寺境内地とした。残る4区画は他宗派の4箇寺に無償分与し現在は3箇寺が残る。
眞久寺現本堂は、平成8年に落成し日本唯一の立体曼荼羅を奉安する。 平成19年には北海道八十八ヶ所霊場第1番・第2番(六角堂)札所に指定される。 第2番札所である六角堂には、聖徳太子が開基とされる京都市頂法寺六角堂の御本尊「如意輪観世音菩薩」の御分身が奉安され、これもまた日本唯一である。 また境内地を守る仁王門には、日本藝術院会員の故 大内青圃 作の仁王像を奉安している。
成田山
真言宗智山派
明治25年
不動明王
久志卓動師
北海道三十六不動尊霊場 第1番 北海道八十八ヶ所霊場 第1番、第2番 朔北七福神の大黒天
JR旭川駅より徒歩20分