しょうげんじ
三重県桑名市大字東方1308
寛永元年(1624年)桑名藩主 松平隠岐守定勝公(徳川家康公の異父弟)のご逝去に際し 二代将軍徳川秀忠公の台命により 御子松平隠岐守定行公が御父菩提のため新規に一寺を建立し、当地に埋葬。 当初は東..
寛永元年(1624年)桑名藩主 松平隠岐守定勝公(徳川家康公の異父弟)のご逝去に際し 二代将軍徳川秀忠公の台命により 御子松平隠岐守定行公が御父菩提のため新規に一寺を建立し、当地に埋葬。 当初は東海山 泥垣院 崇源寺と号し、それは定勝公の御法号(戒名)「崇源院殿」に因るもの。 しかしのち、寛永三年にご逝去された秀忠公ご夫人の御法号(戒名)が偶然に「崇源院殿」と一致し、松平定綱公が遠慮され 寺号を改め 照源寺 とした。 山号の頭文字「東」と、寺号の頭文字「照」の二字を合わせて「東照」となる由縁は、東照大権現(徳川家康)をお祀りしたことによる。 桑名藩菩提寺である照源寺が徳川家康公の供養をする事により、桑名藩松平家は徳川家に対し末代にわたり忠誠を示した事になる。 現在もなお徳川家康公 木像、御位牌を安置し、ご供養お祀る。 開山は 遠州掛川天然寺 宗連社伝譽三甫大和尚。
東海山
泥洹院
浄土宗
寛永元年(1624年)
阿弥陀如来
宗連社伝譽三甫大和尚
有り