じょうりんじ
静岡県裾野市桃園154
定輪寺の創建は不詳ですが清和天皇の皇子貞純親王が開いたのが始まりと伝えられています。当初は真言宗の寺院でしたが永享12年(1440)に曹洞宗に改宗されました。定輪寺は室町時代に活躍した連歌師飯尾宗祗..
定輪寺の創建は不詳ですが清和天皇の皇子貞純親王が開いたのが始まりと伝えられています。当初は真言宗の寺院でしたが永享12年(1440)に曹洞宗に改宗されました。定輪寺は室町時代に活躍した連歌師飯尾宗祗の寺院として知られ、文正元年(1466)と文明3年(1471)の2度当寺に滞在したことがあり、文亀2年(1502)越後から帰途中に箱根湯本で死去すると定輪寺に埋葬されることになりました。
『定輪寺』は、宗祇と深い縁があるお寺で、弘法大師・空海(くうかい)が開創したとされ、境内には宗祗の墓所である小さな五輪塔や、宗祇没後450年、500年祭建立の「なべて世の風をおさめよ神の春」と「世こそ秋ふじはみゆきの初嵐」の句碑があり...
桃園山
曹洞宗
延暦年間(782年~806年)
釈迦如来
弘法大師空海
永享12年(1440年)
春屋宗能
静岡梅花観音霊場 第 62 番