さんのうひえじんじゃ
山形県鶴岡市山王町2−26
鶴岡地区で一番古い社と言われ、出羽国田川郡大宝寺村(現在の鶴岡市)草創以前にすでにあったと伝えられています。 社殿内には「お山王はん歴史館」が開設され、慶弔16年(1611) に最上義光が奉納し..
鶴岡地区で一番古い社と言われ、出羽国田川郡大宝寺村(現在の鶴岡市)草創以前にすでにあったと伝えられています。 社殿内には「お山王はん歴史館」が開設され、慶弔16年(1611) に最上義光が奉納した鰐口や、阿部重道の門人が奉納した算額(鶴岡市指定文化財)をはじめ、城から貸し出された金瓢槍や鉄砲、鎧具足などを身にまとった氏子の町人が大名行列さながらに練り歩いたという祭礼行列「神輿渡り」の絵巻物の写しなど、神社ゆかりの品々を展示しています。 山王日枝神社は、古くから「山王様」「お山王はん」などと呼ばれ、市民に親しまれてきました。
大宮 大巳貴命 二宮 山末之大主大神 三宮 市杵島姫命
五級社 旧県社
五月十八日
当神社の獅子舞は、天正年中(一五八〇年 頃)疱病並びに強盗などの悪事退散のため、笛・太鼓にて四月二日相廻ったところ悉く愁いを除くことが出来たので、村内安全を 祈って春例大祭の前に氏子村中を祓う神事で、獅子舞は今も春に氏子の町や村を廻っています。
阿部重道の門人が奉納した算額 鶴岡市指定文化財