せんごくはらすわじんじゃ
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原88
仙石原の諏訪神社は、「諏訪神社 村の鎮守、例祭3月17日を祭日とす。」とあり、現在も仙石原の鎮守です。 現在の例祭は、3月27日に固定され、湯立獅子舞(仙石原では湯立神楽ともいう)が奉納されます。..
仙石原の諏訪神社は、「諏訪神社 村の鎮守、例祭3月17日を祭日とす。」とあり、現在も仙石原の鎮守です。 現在の例祭は、3月27日に固定され、湯立獅子舞(仙石原では湯立神楽ともいう)が奉納されます。 獅子の放つ湯花を浴びると、その年は無病息災でいられるといいます。 かっては御殿場から芝居がきたといわれていますが、現在の祭りは、湯立神楽を中心とした構成になっています。 金太郎伝説で有名な公時山の麓に鎮座する当神社は、地元では「お諏訪さん」と呼ばれ、仙石原地区の氏神として古くより親しまれています。 祭神の建御名方命は、「古事記」にも登場する風雨・水を司る国土開拓の神であり、諏訪大社(長野県)の主祭神として広く尊崇されています。特に戦国武将・武田信玄の厚い信仰に知られるように、武の神としてもたいへん崇められ、今では全国に一万有余の分社が存在しています。 当神社は、この祭神の御分霊を勧請した神社とされ、その創立は定かではありませんが「相州西部西筋仙石原村かがみ」の記載によれば、すでに江戸時代の寛文12年(1672年)には、当地での鎮座が認められ、明治6年には、村社と定められました。
建御名方命
村社
お諏訪さん