ようろうじ
岐阜県養老郡養老町養老公園1276-1
伝承によれば、奈良時代の元正天皇の御代、源丞内(養老孝子伝説の実在した人物。後の美濃守)が開いたという。当時は法相宗の寺院であった。天平年間、(養老山麓は法相宗修業地となり、大規模な伽藍が造られた。..
伝承によれば、奈良時代の元正天皇の御代、源丞内(養老孝子伝説の実在した人物。後の美濃守)が開いたという。当時は法相宗の寺院であった。天平年間、(養老山麓は法相宗修業地となり、大規模な伽藍が造られた。当時は現在の養老町高林地区(現在より東南約1km)にあった。 永禄年間(1558年~1569年)、織田信長の兵火で焼失するが、天正年間に伊藤祐盛が現在地に小堂として再建し、その後1607年(慶長12年)に美濃国高須藩藩主徳永寿昌の援助で本堂が再建される。このころ浄土真宗に改宗する。
本堂の左にある滝守不動明王堂は養老の滝を修験の場とする。
滝寿山
浄土真宗
真宗大谷派
十一面千手観世音菩薩
瀧壽山養老寺
西美濃三十三観音第25番札所 多芸七坊のひとつ
【重要文化財】 ・木造千手観音(十一面千手観世音菩薩)立像 (鎌倉時代初期、寄木造) ・太刀(銘国光) (鎌倉時代、徳川家康寄進) ・剣 銘不明 (平安時代) 【岐阜県指定重要文化財】 ・不動明王立像(鎌倉時代作?、木造)
養老鉄道養老線養老駅より徒歩20分