うんがんぜんじ
熊本県熊本市西区松尾町平山589
日本の南北朝時代、寧波より渡来した元の禅僧・東陵永璵(とうりょうえいよ、(とうりんえいよ、「よ」は王篇に「與」)により建立されたと伝えられる。
本尊の観音像自体は、寺の建立以前から洞内に安置さ..
本尊の観音像自体は、寺の建立以前から洞内に安置されていたと言い、世阿弥の謡曲「檜垣」により、平安朝の歌人・檜垣がこの観音を日参したという故事でも知られる。
また、剣聖・宮本武蔵が晩年、霊巌洞に参籠し、二天一流の極意書「五輪書」を著したことは特に著名である。
雲巌禅寺(うんがんぜんじ)は、熊本県熊本市西区松尾町平山にある曹洞宗の寺院。山号は宝華山または岩殿山。通称は岩戸観音。これは、境内奥の院の洞窟・霊巌洞(れいがんどう)に安置された本尊・石体四面の馬頭観音像にちなむ。
宝華山、岩殿山
曹洞宗
1351年(観応2年)
四面馬頭観世音菩薩
東陵永璵
雲巌禅寺
岩戸観音
九州西国三十三観音