じょうらくじ
新潟県刈羽郡刈羽村大字井岡670
天平8年行基菩薩、諸国修行の折、森々としたここの霊窟を仏法応化の地であるとして暫く留錫された。毎夜北方に不思議な光りあり、見ると四尺四方の井戸があり、行基菩薩が錫杖をもって井戸の中をさらってみると三..
天平8年行基菩薩、諸国修行の折、森々としたここの霊窟を仏法応化の地であるとして暫く留錫された。毎夜北方に不思議な光りあり、見ると四尺四方の井戸があり、行基菩薩が錫杖をもって井戸の中をさらってみると三尺余りの霊木であった。御仏の与えられた物と思い、みずから彫刻して正観世音を安置し、一宇を建立した。幾多の興亡盛衰を経て今日は無住職になっている。
常楽寺(じょうらくじ)は、新潟県刈羽村井岡にある真言宗豊山派寺院である。越後三十三観音霊場札所第六番にあたる。山号は玉崎山。本尊は聖観音菩薩
真言宗豊山派
736年(天平8年)
正観世音菩薩
越後三十三観音霊場 第6番