みわじんじゃ
岡山県瀬戸内市長船町福里341
「延享3年(1746年)寅12月18日延喜式内美和神社再興上願、延享4年(1747年)3月御聞届、寛延2年(1749年)社殿成神霊ヲ奉遷ス」 口碑によると、延享3年、美和神社再興を願いあげたところ..
「延享3年(1746年)寅12月18日延喜式内美和神社再興上願、延享4年(1747年)3月御聞届、寛延2年(1749年)社殿成神霊ヲ奉遷ス」 口碑によると、延享3年、美和神社再興を願いあげたところ、藩主が、式内社であるので重大なことゆえ、公儀へお伺いになった。同4年3月25日富岡名主権平、岡山からの帰途、亥の刻頃、宇佐八幡宮正面二町ばかり前の道で遙拝していたところ、西方から火の玉が飛来して、宇佐八幡宮社殿の上に止まり、しばらくしてそのまま消え失せた。翌26日岡山から飛脚が到来し、「昨四つ頃、江戸から飛脚が到着、美和神社再輿を御聞き届けくださった。前夜の火の玉はまさに美和神社の神霊である。」と、そこで服部宇佐八幡宮の社殿で、神体を御装束し、福里へ奉遷、明治維新まで延喜式美和神社として崇拝した。後、明細帳編成の際式外と改められる。
美和神社(みわじんじゃ)は、岡山県瀬戸内市長船町福里にある神社。祭神は大物主命。式内小社の論社で、長船町内にはもう一社同名の美和神社がある。社格は村社。美和大明神とも呼ばれる。
旧村社
無