ふたみじんじゃ
奈良県五條市二見2丁目6-46
弘仁6年(815)編さんの姓氏録に「大和天孫二見首富須洗利命之後也」と記されており、二見の村をひらいたのは、二見首で、首長が祖神・富須洗利命を祀り、この辺りを治めていたと考えられます。
延長5..
延長5年(927)に編さんされた延喜式には、「二見神社 今在二見村蓋二見首貫本国者祀其祖火闌降命也」とあり、式内社とよばれている由緒ある神社です。
いつの頃からか、「雨師(雨主)神社」とも称されるようになり、御祭神も「水波能売命」を祀るともされるようになりました。水を司る神であり、農耕の神です。
遠い祖先がこの土地に根をおろし、祖神(富須洗利命)を祀り、水の神(水波能売命)を祀り、農耕にいそしみ、家内安全・豊作を祈り感謝したことと思われる。
五條市二見に佇む式内社
富須洗利命、水波能賣命
式内社(大和國宇智郡 二見神社)
銅板葺・一間社春日造
雨師社
10月23日