じゅうにしゃじんじゃ
奈良県大和高田市藤森299
『談山神社文書』によれば明治期以前の藤森は多武峰の社領であり、中世末以降、年貢として当村産の米を談山神社に収納していたあったことが分かっています。口伝では社殿は多武峰から移築されたものと言われていま..
『談山神社文書』によれば明治期以前の藤森は多武峰の社領であり、中世末以降、年貢として当村産の米を談山神社に収納していたあったことが分かっています。口伝では社殿は多武峰から移築されたものと言われています。 本殿は一間社隅木入春日造の社殿で、その建立は室町時代中頃まで遡ると考えられています。後世の改変や補修を若干受けているものの当初の形式を残す部分も多く、保存状態は良好です。奈良県における中世の社殿建築として貴重であることから令和4年9月20日に国指定の重要文化財となりました。
国常立命、国狭槌命、豊斟渟命、泥土煎命、沙土煎命、大戸之道命、大苫辺命、面足命、惶根命、伊弉諾命、伊弉冊命、天照大神、天忍穂耳命、瓊々杵命、鸕鶿草葺不合尊
旧村社
本殿:国指定の重要文化財