よしのやまぐちじんじゃ
奈良県吉野郡吉野町山口634
延喜式神名帳に名を連ねた神社であった。明治以降は村社となった。中古天満宮と呼ばれたが、これは天候を司る神である天神信仰から天神とたたえられ、鎌倉時代に菅原道真の天神仰が盛んになって、あたかも菅公を祀..
延喜式神名帳に名を連ねた神社であった。明治以降は村社となった。中古天満宮と呼ばれたが、これは天候を司る神である天神信仰から天神とたたえられ、鎌倉時代に菅原道真の天神仰が盛んになって、あたかも菅公を祀るかのように信じられたためであろう。明治以降元の社名に改められた。拝殿の前にある二基の灯籠は、八代将軍徳川吉宗公が、参勤交替の長途の安全を祈って寄進されたものである。因に当社の横を通る県道が江戸へ通じる高見越えの伊勢街道である。当社は古くから山の神降雨止雨を司る神として信仰されている。
大山祇神
旧村社 式内社 吉野山口神社(大月次/新嘗)大和国 吉野郡鎮座ー「祈雨神祭八十五座並大」の一社
12月7日