みほりひよしじんじゃ
山口県山口市大内御堀4387
山口市大内御堀にご鎮座する日吉神社は、かつて仁平寺の鎮守社・山王社だった神社です。大内弘幸公、弘世公が仁平寺の落成供養を行なった際、奉納舞楽が行なわれたのはその山王社社頭でのことでした。創建は仁平寺..
山口市大内御堀にご鎮座する日吉神社は、かつて仁平寺の鎮守社・山王社だった神社です。大内弘幸公、弘世公が仁平寺の落成供養を行なった際、奉納舞楽が行なわれたのはその山王社社頭でのことでした。創建は仁平寺同様、仁平年間のこととされていますが、その社殿は今八幡宮や古熊神社と並び「山口三社」といわれるほど歴史あるものでした。
江戸時代にこの地を領有していた益田氏が、何度か再建事業を行なっており、現在の社殿は宝永元年(1704)のものとなります。明治時代に入り、日吉神社という名称に改められました。台風の被害などにより、現在も地元の方々の手によって、つどつど修復工事が行なわれ、大切に守られています。
なお、境内には愛宕社が鎮座していますが、台風の被害で損壊し現在地に移築、再建されたお社です。日吉神社の境内社ではなく、まったく別の独立した神社さまです。