かなやじんじゃ
千葉県富津市金谷4020
鋸山麓に祀る当社は養老4年、外宮より豊受神を勧請して、地主神、金山彦神と併せて鎮祭したと伝える古社。当地は古来砂鉄や石材の産出した事から野鍛冶や石材業の信仰厚く、境内社鐵尊神社と共に金谷の鐵尊様とし..
鋸山麓に祀る当社は養老4年、外宮より豊受神を勧請して、地主神、金山彦神と併せて鎮祭したと伝える古社。当地は古来砂鉄や石材の産出した事から野鍛冶や石材業の信仰厚く、境内社鐵尊神社と共に金谷の鐵尊様として崇敬を受けている。文明元年7月金谷の沖から重量1.5トン、直径1.5メートルに及ぶ円鉄が引き上げられたことから、古代の大鏡と信じられ、日本武尊の御遺物として境内に祀り、日本武尊を合祀した。最近研究により砂鉄を原料に「たたら」製法による日本最古の塩釜であることが判明した。 (千葉県神社庁「神社のひろば」より)
豊受姫神 金山彦神 日本武尊