現地にある竜神社復元記によると、「野洲川の歴史は反乱の度重なりて大雨毎に住民が脅かされてきた。またそれと共に渇水期に備え湧水池が掘られ神の名を冠して竜神池と言われた。ここを水源として流れ出る水は平田用と堅狩用を水路としてなくてはならない灌漑用水である。水難と水利水防の神として祭られた当社はその創建年代については詳らかではないが、江戸時代の古文書には籠神宮と記されている。明治、大正、の地震、昭和9年の台風によって倒れた鳥居や灯籠をここに復元し野洲川の名残を後の世に伝え御神徳に添い奉りたいと願うものである 昭和63年2月」