じゅせんじ
山形県尾花沢市二藤袋288
樹泉寺は、室町時代(一四〇〇年頃)黒滝向川寺二世日山良旭大和尚の開いた寺です。日山良旭大和尚は、大本山総持寺二世峨山禅師の弟子・大徹宗令大和尚の直弟子で、「羽州村山郡新庄府主」の願いによって向川寺を..
樹泉寺は、室町時代(一四〇〇年頃)黒滝向川寺二世日山良旭大和尚の開いた寺です。日山良旭大和尚は、大本山総持寺二世峨山禅師の弟子・大徹宗令大和尚の直弟子で、「羽州村山郡新庄府主」の願いによって向川寺を開かれ、師の大徹宗令大和尚を請い開山としたものです。自らは、後に向川寺の二世となり、楯岡湯沢の祥雲寺と樹泉寺の開山となりました。 本堂には、お不動様と御所神社の額があり、山門は延沢霧山城の裏門であったと言われています。 寺では、十二月七日の御七日(さんげさんげ)と三月二十八日の不動尊の縁日の他に、毎月旧暦の十七日と二十四日には、それぞれ観音講と地蔵講が行なわれています。
現在は無住寺。 兼務住職は鶴子の龍泉寺
東林山
曹洞宗
1400年頃
釈迦牟尼仏 札所本尊 聖観世音菩薩
黒滝向川寺二世日山良旭大和尚
尾花沢大石田三十三観音霊場 第二十五番札所
有り