りょうしょじんじゃ
山形県上山市権現堂
権現様の由来 そもそも出羽国上山権現堂村は、二つの権現様をお祭り中 し上げた地であった。神武天皇の御時世に湯殿権現は南海 道淡路島の譲葉獄より出羽国に飛来した。 その時蔵王権現も共に飛来したのであ..
権現様の由来 そもそも出羽国上山権現堂村は、二つの権現様をお祭り中 し上げた地であった。神武天皇の御時世に湯殿権現は南海 道淡路島の譲葉獄より出羽国に飛来した。 その時蔵王権現も共に飛来したのである。 湯殿権現は法水で足を洗い大きな岩に仏の姿を映し出した。 また苦しむ人々を救って欲しいという御誓願があった折に は仏足の形を岩に映し出した。其の後湯殿山権現は海燕の 壮大な大字川の水源である月山の奥の院内に飛び去った。 湯殿権現はこの世に姿を現されているお方の本来のお姿は 脂蔵大日如来である。その霊験あらたかなることは計り知 れない。また蔵王権現は檀特山より日本に降臨した悪業深い人々をこらしめるため蔵王権現は檀特山より日本に降臨した悪業深い人々を。 ため大忿恕形を現している金剛蔵王として金峯 山を守護するが本来のお姿は金剛界大日如来又は釈迦牟尼 仏が仮の姿で現れ三身三世の霊仏となった。 よって両所権現を祭り奉ることは計り知れないご利益があるのである。
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