せいうんじ
長崎県島原市南柏野町2934
慶長6年(1601)、加藤清正家臣の荘林隼人(しょうばやしはやと)が伯父・晴雲真高居士(せいうんしんこうこじ)の菩提を弔うために肥後熊本に建立。開山は一峰玄鉄和尚(いっぽうげんてつおしょう)。 ..
慶長6年(1601)、加藤清正家臣の荘林隼人(しょうばやしはやと)が伯父・晴雲真高居士(せいうんしんこうこじ)の菩提を弔うために肥後熊本に建立。開山は一峰玄鉄和尚(いっぽうげんてつおしょう)。 その24年余後、開祖である荘林家が政変により没落。寺は困窮したが、縁あって肥前島原に移転。 当初は杉谷杉山寺跡にあったが、松倉重政から現在の境内地に土地を賜り、玄鉄和尚自らが山野を開墾し、再興した。堂宇が完成したのは、寛永5年(1628)のこと。 境内に「隠し十字入地蔵」がある。
高岳山
曹洞宗
島原三十三観音霊場 第2番