やまじんじゃ
山形県西置賜郡小国町樋ノ沢
伝説によれば、昔この辺一帯は大き な湖であった。神様が船に宝物を積んで中島に漕ぎ出したところ、樋の沢のあたりで大嵐 にあって船は沈んでしまった。そこで神様は宝を探すため水を干す事にし、皆の協力を得 ..
伝説によれば、昔この辺一帯は大き な湖であった。神様が船に宝物を積んで中島に漕ぎ出したところ、樋の沢のあたりで大嵐 にあって船は沈んでしまった。そこで神様は宝を探すため水を干す事にし、皆の協力を得 周りに高く土盛りをし、水を干したとの事 である。そこでこの土盛りの上に神社を建てて祀ったのがはじまりであるといわれている。 天明二年四月の創立とも伝えられる。又この 台地の形が船の形に似ていることから、船山 神社とも呼ばれている。 明治五年四月村社に 列せられる。明治三十八年八月十六日火災に あい棟札旧記等すべて焼失していまっている。
十五級社 旧村社