いではちまんじんじゃ
山形県北村山郡大石田町
井出の八幡神社は、 大石田の井出楯主の太田左仲が石清水八幡宮を勧進して氏神としたもので永正7( 1510)年創建と伝わる。 さらに現在地に遷宮されたのは寛保 (1741 ~ 1744) 年間頃のこと..
井出の八幡神社は、 大石田の井出楯主の太田左仲が石清水八幡宮を勧進して氏神としたもので永正7( 1510)年創建と伝わる。 さらに現在地に遷宮されたのは寛保 (1741 ~ 1744) 年間頃のことで、後年、 井出の産土神として崇拝され、 明治6(1873)年には郷社に列せられる。 境内には、大石田の市神と伝えられる自然石の丸石など複数の石仏がある。 この内の板碑は、町重要文化財に指定されており、鎌倉時代末期南北朝時代か室町時代の物と推定され、当町に現存する板碑では最も古く、凝灰 岩で額下には金剛界大日如来の梵字が蓮華台座の上に刻まれている。 元は小川の石橋に使われていたものを、 安永6 (1777)年に石塔として道端に立て直したとの記録があり、現在の場所に運ばれたのは明治期頃と考え られる。 拝殿には寛保3 (1743) 年、 高桑惣左衛門父子が奉納した絵馬が残っている。 鍬に鷹がとまった図柄のこの絵 馬は、奉納者の 「高桑」 を表した判じ絵になっている。
1510年
板碑、大石田町重要文化財
JR大石田駅から徒歩5分位
自由
無料
10分位
無し