たがじんじゃ
愛知県知多郡阿久比町草木多賀前65
多賀神社の祭神は、 「伊弉諾尊・ 伊弉冉尊」 で、延命長寿の神様として近隣から多くの参拝者が訪れている。 社伝によれば、創建は不詳であるが、 近江国 (現在の滋賀県)、 多賀大明神がこの地に降り立..
多賀神社の祭神は、 「伊弉諾尊・ 伊弉冉尊」 で、延命長寿の神様として近隣から多くの参拝者が訪れている。 社伝によれば、創建は不詳であるが、 近江国 (現在の滋賀県)、 多賀大明神がこの地に降り立ったと伝えられている。 元和7年(1621) に書かれた棟札には、「奉再造」 の文字 があることから、本宮からの勧請はそれ以前であったと考えられている。 ただ多賀神社の由緒書によれば、 再建当時、 草木領主であった尾張藩の家老格、 志水甲斐守忠宗の進達によって尾張大納言から棟瓦等の寄進があったと記されている。 多賀神社の祭礼は、草木地区の氏神である八幡神社と同じ4月第3日曜日に行われ、 毎年、42歳の厄年の男性が中心となって行われる餅投げが始まると、最高潮を迎える。 昭和4年(1929) に多賀神社東側にあった西八幡社は、 東八幡社に合祀され、 八幡神社となった。 境内下の2つの鳥居の内、 東側の鳥居は西八幡社の名残である。 鳥居の傍らにある顔真卿流の社標は、 書道教育に専念された書家の大島君川 (1862~1943)に寄るものである。
阿久比町教育委員会(現地案内板による)
伊弉諾尊 伊弉冉尊
旧無格社 14等級
本殿 流造1.00坪 拝殿 6.00坪 社務所 5.00坪 覆殿 6.00坪
4月第3日曜日