ほんぎょうじ
山形県上山市高松161
当地に庄左エ門、庄次郎の兄弟あって、信篤く日 夜に唱題読誦していた。兄弟夫妻共に子宝に恵まれ ず、ひたすら七面大明神に帰依し、特に当山開基依 信院法尼は身命を投げうって誓願することにより七 面大明神..
当地に庄左エ門、庄次郎の兄弟あって、信篤く日 夜に唱題読誦していた。兄弟夫妻共に子宝に恵まれ ず、ひたすら七面大明神に帰依し、特に当山開基依 信院法尼は身命を投げうって誓願することにより七 面大明神の感応を被り、三十二歳にして懐妊し、一 子女を授けられた。 諸願成就するや御仏前の誓願をはたすべく、一家 は新寺建立を企画、兄弟は出家得度仏門に入り、明 治三十二年、静岡県にあった三嶋山本行寺を現在の 地に移転、堂宇を建立し明治四十二年に落慶した。 眼前に蔵王連峰を眺望し、堂宇は小規模ながらも 立派に山道も整備され荘厳味あふれる山内である。
三嶋山
日蓮宗
久遠実成本師釈迦牟尼佛
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有り