じょうさんぐう
岡山県久米郡美咲町塚角145
明治39年郷社に列格した。本神社は山上に位置し主祭神は素盞嗚尊をまつり、社号を「上山牛頭天王」、「上山堀江神社」、「上山神社」等と称された。 天文9年以前は記録が無いため不詳とは言え、国主森大内..
明治39年郷社に列格した。本神社は山上に位置し主祭神は素盞嗚尊をまつり、社号を「上山牛頭天王」、「上山堀江神社」、「上山神社」等と称された。 天文9年以前は記録が無いため不詳とは言え、国主森大内記長継公祈願のため本殿、拝殿、幣殿、随神門等の改築寄進を行い、大いに御神徳を発揚され、代々の城主の崇敬篤く幣帛供進が続けられ、管内8社に列した。 社宝の一つに大願主関市正奉献の勅額「上山牛頭天王」と書かれているのは、延宝4年持明院宰相藤原基時卿の御真筆であり、「時の皇帝ならびに太上法皇の叡覧に達しているものであれば、当社代々の神官はこれを重宝し伝えるべきものなり。」と森内記公家臣関市正の添書も現存している。 尚作陽誌に記載されている建武4年云々の宝筐印塔壱基をも保存し、随神門に祀られている御神像の台箱の裏書に、元禄5年御入神と書せられているものなど有り、往時より農民守護神として特に旧暦10月亥の日は年中行事の一つ亥の子まつりとして遠近より参詣する者殊に多かった。 社殿本殿中山造り間口4、5間、奥行4間、拝殿間口6、5間、奥行4間、幣殿、祈祷殿、随神殿間口3、5間、奥行2間 主要建物、社務所、神輿蔵
素盞嗚尊,大己貴命,少彦名命,保食神,足名椎命,手名椎命
郷社
由緒創立年月は不詳である。
亥の子様
有り