すりんじ
山形県尾花沢市丹生1485-1
丹生(にゅう)のお寺さんと、古くより親しまれている。 開山後、十三世禅山寒嶺大和尚(1665~1764)は名僧とうたわれ、寺門を大いに興隆したといわれる。 禅山寒嶺大和尚は仙台の大火を知り、この..
丹生(にゅう)のお寺さんと、古くより親しまれている。 開山後、十三世禅山寒嶺大和尚(1665~1764)は名僧とうたわれ、寺門を大いに興隆したといわれる。 禅山寒嶺大和尚は仙台の大火を知り、この寺で、火を消したといわれる。その時に使った石、水を掛ると火事にならないという『火防石』が前庭に残っている。 又、消火のお礼に仙台の伊達藩が寄進したという寒嶺大和尚の尊像(左甚五郎作)が位牌堂に安置されている。寺で現在使用している水も、寒嶺江戸時代大和尚が掘ったという寒嶺泉より引いている。 嘉永元年(1848年)火災にあい旧記の多くを焼失しているが、嘉永三年に再建・入仏式が行なわれています。 本堂の廊下は『うぐいす張り』になっており、新西国十一番の札所で、観音様は座像の千手観音で、特に子宝に恵まれる観音様として慕われている。 後藤雪舟作の鏝絵(廊下北面上部 天女一対)は、大正15年3月30日に完成したものである。 山形百八地蔵尊霊場第九十二番札所の水子・子育地像様は高さが四尺ほどの桧の一本作り一体と蒔絵の施した地蔵尊がある。 山門(三門)は、昭和9年の建立で、鐘楼堂山門の建築様式である。二階には平成元年、戦中に供出した梵鐘の替わりに、新に(祷、平和)と彫られた梵鐘が吊り下げられた。 一階の両脇には、の仁王像が安置してある。アラスカ産のバース材の一本木造りである。 仁王像とは金剛力士像ともいう。仏教の守護神である。 阿吽とは、阿は口を開いて発音する字音の最初で、吽は口を開いて発音する字音の最後の音である。このことから、この二文字を、法の究極を表す字とした。
瑞鳥山
曹洞宗
1456年
釈迦牟尼佛
瑚海中珊大和尚
瑞鳥山 巣林寺
丹生(にゅう)のお寺さん
山形百八地蔵尊霊場第92番 水子子育地蔵尊 尾花沢大石田三十三観音第十一番札所
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