とみおかいざなぎじんじゃ
熊本県天草郡苓北町富岡3170
慶長八年(1603)の創設で当初は「飛竜權現」として祀られ、富岡城築城後は、城中の守護神として崇敬されました。 城中の高台に鎮座していましたが、天草島原の乱で焼失。鈴木代官の尽力で現在地に遷座し、..
慶長八年(1603)の創設で当初は「飛竜權現」として祀られ、富岡城築城後は、城中の守護神として崇敬されました。 城中の高台に鎮座していましたが、天草島原の乱で焼失。鈴木代官の尽力で現在地に遷座し、明治維新の際に社号を富岡神社に改称しました。大正十四年の改築以来の改築事業が平成に入って行われました。 10月第2週土・日曜日の神幸祭は「おくんち(供日)」と呼ばれ、氏子たちが豊作、商売繁盛、家内安全を神に感謝し「来年もよろしく願い奉る」神事を行います。 神輿が「お旅所」に入った夜は「ごや」と呼ばれ、氏子たちから奉ぜられた灯ろうが「お旅所」の参道に並び、参列者が列をなします。 子どもと若者たちは「ご夜、ご夜、ご夜よ、夜ご、夜ご、夜ごよ」と叫び、提灯を持ち、太鼓を鳴らしながら町内を巡ります。お旅所の詰所には、神酒、魚などが用意され、宮司、氏子総代などが一泊し、翌日に賑やかで勇壮な「お上り」(神幸行列)が行われます。
24時間
無料
約15分
有り