おおなもちじんじゃ(おなんじのみや)
奈良県吉野郡吉野町河原屋86
大名持神社は、吉野町大字河原屋、小字妹山に鎮座されている旧式内郷社です。祭神は、大名持御魂神(おおなもちみたまのかみ)・須勢理比咩命(すせりひめのみこと)で、鬱蒼とした妹やま樹叢山麓に氏子の崇敬を集..
大名持神社は、吉野町大字河原屋、小字妹山に鎮座されている旧式内郷社です。祭神は、大名持御魂神(おおなもちみたまのかみ)・須勢理比咩命(すせりひめのみこと)で、鬱蒼とした妹やま樹叢山麓に氏子の崇敬を集めて、奉祀されています。 古くは龍門郷二十一か村の大社でしたが、明治十二年八月、河原屋外二十四か村の郷社とすることに群衆合議で変更され、現在は河原屋・轟・立野の氏神となっています。 創建年は不明ですが、『延喜式神名帳』に大和国吉野郡十座の一つとして名神大社に列せられ、朝廷の月次祭・相嘗祭・新嘗祭では幣帛に預かりました。上記の事から少なくとも延喜式が編纂された平安時代以前の創建であることが判明しています。
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