たしろじんじゃ
宮崎県東臼杵郡美郷町西郷田代161-イ
標高897.7メートル日陰山(権現山)の中腹に鎮座する。今から約950年ほど前、日陰山にむかって犬の遠ぼえが七日七夜も続き、山頂に不思議な光が輝いた。そこで掘ってみると鋤の先が出てきたので、それをご..
標高897.7メートル日陰山(権現山)の中腹に鎮座する。今から約950年ほど前、日陰山にむかって犬の遠ぼえが七日七夜も続き、山頂に不思議な光が輝いた。そこで掘ってみると鋤の先が出てきたので、それをご神体として、長元五年壬申の年(1032)に創建され、旧社名を霧島神社と称した。明治41年に田代神社と改称 大祭は、田代神社の本社が権現山の中腹にあるため、上円野神社まで神霊の御降りを願って、安置された神輿に乗り移られ、大字田代峰の年の神神社までお迎えして翌日まで夜通し神事を行う。 また七月七日の御田祭は大祭と同様上円野神社まで神霊の御降りを願って、安置された神輿に乗り移られ、途中上の宮田に神幸、田植え終了後、中の宮田に祀ってある年の神神社に神幸される。祭りは古来から、世襲制の家柄が中心に祭事役(ミヨド・ウナリ・ノボリモチ)を務め、これに一般の参詣者も加わり、神人、牛馬一体となって神田の整地から田植えを行い、参詣者の無病息災と豊作を祈願する。
日子火々出見命(ひこほほでみのみこと) 国常立命(くにのとこたちのみこと) 大山祇命(おおやまつみのみこと) 事代主命(ことしろぬしのみこと)
郷社
長元五年壬申の年(1022)
本殿2坪 拝殿(入母屋造)6坪
旧十一月十五日
7月第1土日:御田祭 11月下旬:田代神社大祭
田代神社の御田祭と農耕行事 県指定無形民俗文化財(昭和63年3月8日)
有り